建設業は、許可を取ったら
・毎年、事業年度終了届
・５年後に、建設業許可の更新申請
を行います。

許可を取って５年後に建設業許可の更新申請を出しても、事業年度終了届を５年分出していないと、更新許可をもらえません。
先日、愛知県のとある建設事務所に、建設業の新規申請を提出しに行ったところ、職員の方が下記のような電話のやり取りをされていました。
「こちら愛知県・・・建設事務所の・・・です。先日、許可更新の申請書を提出していただきました。その際に、事業年度終了届が出ていないとお伝えしたのですが、どうなっているでしょうか？」
「事業年度終了届が出ていないと、更新の許可を出せません。更新期限は〇〇日なので、あと△日しかありません。それまでに事業年度終了届を出していただかないと、更新できずに建設業の許可が切れてしまい、また、新規で許可を取って頂くことになってしまいます・・・。」
という内容でした。この△日が、かなり短い日数で、電話の中の相手の建設業の方は、とても慌てているようでした。

弊所では、５年ごとの建設業許可の更新を受注した際は、事業年度終了届を出されているか確認しております。また、事業年度終了届を出さずに溜まっていることがわかった場合は、先に事業年度終了届を出して、それから建設業許可申請書を提出しています。

お金と時間を使って取得した大切な建設業許可なので、事業年度終了届は毎年出しておいて、５年更新がすんなりいけるように、サポートしていきます。

↓は、先日提出した、名古屋市守山区の会社様の事業年度終了届が、愛知県都市・交通局都市基盤部都市総務課（名古屋市内を管轄する部署であり、愛知県の建設業許可の本丸です）から受付と内容確認を終えて返ってきました。これが５冊になったら、更新申請です。